⇒ 医療・介護施設向けの泡シャワー「KINUAMI Care」新登場
現場の声をもとに仕様を特化した新モデル、12月1日より販売開始
株式会社 LIXILは、医療・介護施設向けの泡シャワー「KINUAMI Care」(キヌアミケア)を新たに開発し、2023年12月1日(金)より販売開始します。
本製品は、LIXILと子会社の株式会社NITTO CERA(ニットーセラ)の共同企画で、豊田通商株式会社(以下、豊田通商)が医療・介護施設へ販売を行います。
「KINUAMI Care」は、既存製品「KINUAMI U」をベースに、医療・介護施設の現場からの声を反映し、仕様を特化した新モデルです。
「KINUAMI U」は、専用ボディソープとお湯、そして多量の空気を混合することにより、シャワーヘッドから柔らかく温かい石鹸泡を放出する入浴介助製品です。
身体中に泡を素早く塗布することができ、優しくなでるだけで洗身できるため、介助者の作業負担を軽減し、洗いすぎによる肌のダメージも軽減します。また、温かい泡での洗身は、被介助者にとっても心地よく、満足度の高い入浴を提供します。
2022年の一般発売開始以前より、クラウドファンディングや試験運用を経て多くの一般家庭でご利用いただいており、2022年1月からは豊田通商が医療・介護施設向けの販売を開始し、介助の現場でもご利用いただくようになりました。医療・介護施設では一日に多くの方を入浴介助するため、一般家庭での利用とは異なる複数の課題がみえてきました。
「KINUAMI Care」では、現場からの要望に応え、以下の4点を改良しました。
1.ソープタンクの容量を増加
一日に多くの方が使用する医療・介護施設でも専用ボディソープの補充回数を最小限にできるよう、既存の「KINUAMI U」のタンク容量300mlに対し、「KINUAMI Care」は600mlに増量しました。
2.ソープタンクの形状変更
高頻度にボディソープ補充が必要となる医療・介護施設でも毎日無理なく運用できるよう「KINUAMI Care」ではソープタンク形状を変更し、よりソープを入れやすいオープン型に変更しました。
3.残量インジケーターの大型化
一般家庭に比べて広いことが多い医療・介護施設の浴室での入浴介助の際に、遠くからでも残量が見やすいように残量インジケーターのサイズを大きくし、視認性を向上しました。
4.シャワーホースの延長
一般向けである「KINUAMI U」のホース長が1.5mであるのに対し、「KINUAMI Care」は2.5mホースを付属。広い浴室やストレッチャーに寝たままの状態で入浴するストレッチャー浴でも使いやすくなりました。
「KINUAMI Care」の導入により、医療・介護施設での入浴介助が、介助者・被介助者双方にとってより良い体験となり、その結果、施設のサービス品質向上に寄与できることが期待されます。
また、これらの改善は、医療・介護施設のスタッフの働きやすさ向上にも寄与し、介護職の離職率低下や、新たな人材の確保にも繋がる可能性があります。
今後の超高齢社会における医療・介護の現場にとって、これは非常に重要な課題です。
■「KINUAMI Care」製品仕様
本体サイズ:幅258×奥行138×高さ350(全てKINUAMI Uと同寸法)
本体重量:約2.75kg
専用ボディソープ容量:600ml
■販売対象
医療・介護施設向けの特殊仕様モデルとなります。
■ご購入方法
豊田通商株式会社様経由での販売となります。
販売価格含め、豊田通商までお問い合わせください。
■製品に関する問い合わせ
豊田通商株式会社 ヘルスケア・メディカル事業部
(https://awa-shower.com/#contentblock05)
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