2023年度グッドデザイン賞
2023/10/12更新
2023年度グッドデザイン賞が発表されました。毎年なんとなくニュースなどで見ていることがあります。一応、最新の物や事が気になってしまいます。今年はどんなものに賞が付いたのかな？
水まわりリフォームや建築関係のもので、お仕事で関係や関りのある会社の商品をすこし紹介しています。
■ LIXILの17製品が、2023年度グッドデザイン賞
株式会社 LIXILは、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」において、17製品が受賞しました。
また、受賞対象の中で、特に高い評価を得た100点を選出する「グッドデザイン・ベスト100」には、LIXILのハイエンドブランドNODEAから、空間をシームレスにつなぎ、開放的な空間設計にきめ細かくお応えする幅約12m、高さ3m、フレーム幅が極細12mmのインテリア引戸「GLASS R」が選ばれました。
このほかにも今年度は、トイレ空間に必要な「手洗器・水栓・紙巻器・タオルハンガー・カウンター」を一つに統合した手洗器セット「オールインワン手洗」（INAX）、アフターコロナ時代の生活者ニーズに対応し、衛生的な洗面手洗いと、洗濯家事がしやすい洗面化粧台「クレヴィ（奥行560タイプ）」（LIXIL）、業界初となる新発想のドアロック機構を採用することで、ハンドルの意匠や自由度を高めシンプルで美しいデザインを実現した「玄関ドアXE」（TOSTEM）など、住まいを快適にする合計17製品が受賞しました。
■ ノーリツ ガスビルトインコンロ Orche（オルシェ） つなぐレシピ
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツは、中級価格帯のガスビルトインコンロの新シリーズ「Orche（オルシェ）」および、ノーリツ公式料理アプリ「つなぐレシピ」の2件で、2023年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞いたしました。
なお、ガスビルトインコンロの「Orche（オルシェ）」は、グッドデザイン賞審査委員が選んだお気に入りの一品を紹介する、企画展「私の選んだ一品」にも選出され、11月8日（水）～11月30日（木）まで、「GOOD DESIGN Marunouchi」にて展示されます。
■デザインのポイント
・ガラス面を極限まで広げたトッププレートと、対面キッチンへの設置も想定した、背面から見ても美しいデザイン
・炎の旋回設計、小径化により熱効率を向上、省エネ基準達成率101％を実現した「スマートエコバーナー」を搭載
・水だけで汚れを浮かせて落とせる親水アクアコートを採用し、簡単なお手入れでキレイを保てる
ガスビルトインコンロ Orche（オルシェ） ノーリツ公式料理アプリ「つなぐレシピ」
■ クリナップ バイブレーションダーク
クリナップが、今年6月発売のステンレスシステムキッチン『CENTRO』にラインナップしたステンレスワークトップ「バイブレーションダーク」が、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらに、審査員一人ひとりが特に注目した1品を選ぶ「私の選んだ一品」にも選出されました。
「 バイブレーションダーク 」の特長
【環境配慮】…水や熱、サビに強く、キッチンに最適な素材として長年使用されてきたステンレスは、リサイクル率80％以上とされるサスティナブルな素材。ワークトップ素材として、そのステンレスの価値をさらに高めた提案。
【意匠性】…バイブレーション研磨したステンレスの質感を残したままダーク色に発色し、インテリアに調和する仕上げを実現。ステンレスでありながら幅広いインテリアに調和する提案が可能。
【機能性】…クリナップ独自のコーティングである「美コート」は、高い耐久性と汚れに強い親水性をもつナノレベルの厚みのセラミック系特殊コーティング。今回、その「美コート」を発色する技術を開発し、高い意匠性を持つ高機能なステンレスワークトップを実現
バイブレーションダーク
■ リンナイ 乾太くんデラックスタイプ
リンナイ株式会社は、ガス衣類乾燥機「RDT-63/RDT-93」（以下、「乾太くんデラックスタイプ」）において、2023年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞しました。また、審査委員会により特に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。
「乾太くんデラックスタイプ」は、デザインや機能を大幅にリニューアルし、乾燥容量は6kgと9kgをラインアップしました。操作部は上部と下部の2パターンに増やし、ユーザーのライフスタイルに合った設置方法を可能にしました。
デザイン性と利便性の両立
扉と操作部を水平・垂直・正円の必要最小限の要素で構成しています。扉は開閉取手を側面に設けることでノイズレスを実現しました。
上部操作・下部操作のバリエーションを展開、設置方法の多様化に対応し、使いやすさも考慮しました。
ミニマルでありながらも重厚感のある質感にこだわった金属製ダイヤルは、シンプルで操作性に優れています。
エリア分けした操作スイッチとLED表示画面は設定に必要な情報のみを表示。運転時も状態が把握しやすく、未使用時には画面が消灯しシンプルな佇まいとなります。
インテリアの一部として目に触れる時間を意識し、設備機器としての堅牢（けんろう）な佇まいと空間に調和する簡素な上質感を追求し、長年愛用できるデザインに仕上げました。
リンナイ RDT-63/RDT-93 シリーズ
ホームパートナーでも工事費込みで乾太くんを販売しております。
■ タカラスタンダード キープクリーンフード
システムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー・タカラスタンダード株式会社のホーロー製レンジフード「キープクリーンフード」が、この度 2023 年度グッドデザイン賞(主催：公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
「キープクリーンフード」は、ファンを含む内部を汚れにくくする、独自の「フィルタリング構造」により、従来 1 年に一度を目安に必要だったファンのお手入れが 10 年に一度となり、お手入れにかかる時間と使用する水量の削減を実現したレンジフードです。
フードには、独自の「ホーローシームレスフード」を採用。従来の複数の部品を組み合わせて作られる構造とは違い、一枚の板から箱型に加工して作り出される一体型パネルで、お掃除の妨げとなる継ぎ目のない、フラットな造形としています。
さらに、ホーローを施したことで、お掃除のしやすさと、重厚かつ優艶な、高級感のある意匠の両立を実現したことが評価され、この度の受賞となりました。
ホーロー製レンジフード「キープクリーンフード」
■ トクラス株式会社 キッチン扉「リュッケファーブ」
トクラス株式会社は、キッチン扉「リュッケファーブ」において、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2023年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
「リュッケファーブ」は、当社独自の人造大理石技術と塗装技術で、耐久性、意匠性、サステナビリティを実現した、艶消し仕上げの塗装扉です。
従来、傷付きやすい点が課題であった艶消し仕上げの扉について、人造大理石粉末を数ミクロン単位で選別し塗料に混ぜることで、豊かな質感と、高強度・高耐久を実現。手吹き塗装で木口まで塗りくるむことで、水への耐性も備えます。塗料に含まれる人造大理石の粉末は、廃材を活用しており、環境貢献にも配慮をして開発しました。カラーは、インテリアと相性の良い中間色を中心に10色で構成し、さまざまな空間に合わせやすい色調を揃えています。
キッチン扉「リュッケファーブ」
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